公務員として頑張っているけど無駄なのかな…
頑張りが報われている気がしない…
そんな風に思っている方は多いんじゃないでしょうか?
誰かに褒められたくて仕事をしているわけじゃない。
だけど、頑張っているから報われたい。
それが本音だと思います。
この記事では「公務員は頑張っても無駄なのか?」という問いの答えを書いていこうと思います。
さっそく、まいりましょう。
公務員は頑張っても無駄
自分が出した答えは、「公務員は頑張っても無駄」というものです。
え…そうなのか…もっと頑張れば何か変わるかと…
そう残念に思った人もいるかもしれません。
ここで勘違いしてもらいたくないのは、「無駄の概念」です。
自分は何も頑張ることが無駄と言っているわけでは全くありません。
仕事を頑張ることや、公務員の仕事が無駄だとは全く思わないです。そこは断言します。
ここでの無駄というのは、
頑張っている人が正当な評価を受けない
ということを言っています。
この無駄の概念上は、「公務員は頑張っても無駄」という方程式が成立したのです。
公務員が頑張ることが無駄な理由
では、「公務員は頑張っても無駄」という理由を書いていきます。
きっとあなたも「あぁ!わかる!」という内容があるのではないでしょうか。
年功序列
公務員と言えば「年功序列」ですよね。
年齢が上の人が給料が多いシステムです。
もちろん役職によっても給料が変わったりもしますが、基本的には年上の給料を抜くことはない。
若い人はどれだけ頑張って働いても、大した給料がもらえない。
でも、年を取った人は大して仕事をしなくても高級取り…一生懸命仕事をしているのに、ダラダラ仕事をしている上司の時間外手当が自分の基本給くらいあった時は愕然としました。
仕事をする人に仕事が集中する
これもあるあるだと思うのですが、仕事を頑張ると、仕事が回ってきて忙しくなるというシステムです。
頑張れば頑張るほど、仕事が片付いていくどころか仕事が増えていく謎…。
頑張ってもさらにしんどい状態が続くのなら、頑張るのがバカらしく思えてきますよね。
過去に自分は、退職前でラストランに入りもうやる気皆無の係長の下についていました。
係長はどんなに部下が忙しそうにしていても毎日のように定時退庁して飲み歩いていたのですが、休日にはダラダラと出てきて、時間外を稼ぎ主任以下よりも遥かに多い給料をもらっていました。
連日超過勤務、休日出勤の連続だった主任以下がこの光景をみて腐らないでいたことが奇跡だな…と今は思います。
仕事をしなくてもクビにならない
結局仕事をしなくても、民間企業と違ってクビになることはない。
まして先に書いたように、給料は自然と上がっていく。
だから、「頑張ろう」という気持ちはどんどん薄れていくんですよね。
頑張ったら、頑張った分だけ仕事は増える。でも、仕事量が増えた分だけ給料が上がるわけではない。
それだったら頑張らないという選択肢を取るという人がどんどん増えていく。
そういう負の連鎖が起きてくるから、「公務員は頑張っても無駄」なんですよね。
頑張って損をする人
では、公務員で頑張っても損する人とはどんな人なんでしょうか?
それは「真面目な頑張り屋さん」です。
こういう人って普通は報われるべきだと思うのですが、真面目で頑張り屋さんであるほど、先にも書いたとおり仕事が降ってくることが多く、どんどん疲弊していくんですよね。
「頑張っても無駄」システムに順応した職員のかわりに身を粉にして働かなければいけなくなる。
その一方で、大して仕事もしない職員が自分よりも多く給料をもらう。
こんなシステムの中にいたら、
「頑張っても無駄じゃん」
って考えが起こってくるのも、無理はない話ですよね。
まさに「頑張らない人間製造システム」だと思います。
頑張ったら報われる道へ
頑張っても無駄なのかも…
そう思っている人は、今後公務員のままでいてその頑張りが報われる日が来るのか1回立ち止まって考えてみませんか?
その頑張りが報われるには、
- システムを変える
- 自分を変える
の2択しかないと思います。
公務員の古くからあるシステムがそう簡単に変わるわけがありませんし、自分を「頑張らない人間」にしたくもないですよね?
そうであれば、「公務員という働き方」に疑問を持ってみる必要があるのかもしれません。
他に目を向けてみると、「頑張ったら報われる世界」が見えてくることもあると思います。
頑張り屋さんのあなたが報われる世界に身を置くことを祈っています。
それでは、また!
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