新しく挑戦を始めたけど、やっぱり自分には無理かも。
人生を変えようと1歩踏み出してみたのに、なんだか漠然とした不安が襲ってくる…。
そんな時って絶対に来ると思います。
最初は楽しく挑戦していたけど、しばらくしてとてつもなく不安になり弱気になってしまう。
今読んでくれている人はまさにそのタイミングなのかもしれません。
この記事では、「新しいことに挑戦する時に襲ってくる不安の正体」について書いていきたいと思います。
さっそく、まいりましょう!
不安の正体
不安の正体はズバリ「ホメオスタシス」というものです。
ほめおすたしす?なんじゃそりゃ…。
ってなりますよね。
自分もあまりカタカナが入ってこないタチなので、日本語に言い換えると「恒常性」といいます。
つまり
変化するのを拒み、一定の状態を維持しようとする機能
のことを言います。
端的に言うと
現状維持機能
ってやつです。
どうして不安になるの?
この「ホメオスタシス」は、本来は周りの気温が上がったときに汗をかいたりして体温を一定に保つなどの生命維持機能をさす言葉なのですが、最近では人間の心理に対してもよく使われる言葉になりました。
つまりどういうことかというと、
人間が変わろうとする時にホメオスタシスが働くことによって不安になり、現状維持させようとする
ということです。
人間の生命維持機能として
いませっかく安全な状態なんだから、脅かすような挑戦するなよ!
と邪魔してくるというわけです。
だから、あなたが今感じている「不安」というのは人間である限り当たり前に襲ってくるものなので、過度に心配しないで大丈夫です。
不安との向き合い方
不安の正体は分かったけど、じゃあどうしたらいいの?
この不安をどうにかしたいんだけど…。
そう思いますよね。
ここからは、ホメオスタシスがもたらす「不安との向き合い方」について書いていきます。
ぜひ、参考にしてみてください。
不安を受け入れる
不安を感じた時に、1番やってはいけないのが「不安と戦う」ということです。
消し去るように不安と戦って、「大丈夫!自分は不安なんかじゃない!」と無理にポジティブになろうとしなくていいのです。
ホメオスタシスは生理現象なので、人間である限り働くのが正常だということを知れば、不安は怖くないはずです。
あぁーホメオスタシスが働いてるなぁ…!
くらいの気持ちで、受け入れてあげましょう。
不安を無理に押し殺そうとすると、さらに不安に飲み込まれそうになるので、まずは
自分がいま不安であることを受け入れる
ところから始めましょう。
不安と一緒に進む
さぁ、不安を受け入れたあとはどうしましょうか。
不安と友達になったので、次は一緒に進んでいきましょう。
不安を「成長痛」に変えるんです。
この不安は…成長痛だな…よし成長しているな。
と前向きにとらえて一緒に進むのです。
嫌で仕方なかった不安も、「成長痛」という名前をつけてあげればなんだか愛おしく思えてくるはずです。
一緒に進みましょう。
原点回帰する
最初に「挑戦しよう」と思ったきっかけはなんだったでしょうか?
ついつい挑戦し始めたときの初心って忘れがちだと思います。
挑戦しようと思ったのに、目の前のことに追われすぎて、不安に押しつぶされそうになる。
自分にもありました。
行動し始めてしばらくたった時にキャパオーバーになるし、ストレスで肌荒れするしで
あぁ…もう無理かもしれないな。疲れた…。
とホメオスタシスに負けそうになったことがありました。
でも、その時1度立ち止まって考えたんです。
なんで挑戦しようと思ったのかと。
自分の場合は、
人生の目的も夢もなく、自分の人生を生きていない自分を変えたかった
という理由がありました。
そして、いまここで辞めてしまったらせっかく動き出したのに、また「つまらない人生」に逆戻りしてしまうと思いました。
こうして原点回帰することで、ホメオスタシスに負けることなく、挑戦を続けることが出来たのです。
挑戦の途中で不安なあなたへ
いまあなたが抱えている不安な気持ちは、自分も経験してきましたし、きっと挑戦してきた誰もが一度は通る道だと思います。
その不安は決して怖いものではありません。
あなたが成長しようとしている証です。
「成長痛」と名前のついたその不安を受け入れて、仲良くなって一緒に進みましょう。
成長しようとしている人にしか現れない不安と出会えているあなたは素晴らしいです。
前に進んでいることを自信を持ち、さらに前進していきましょう。
不安の飲み込まれないでください。その不安はあなたの味方です。
それでは、また!
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